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仕事が遅い人の共通項 3
●コミュニケーション不足
仕事が遅い人間は、えてして“コミュニケーション不足”の人間が多いものです。しかし、当の本人は“コミュニケーションの達人”と思い込んでいるものです。この、馬鹿馬鹿しいほどのギャップが、本人には分からないのです。こういうのは、“本当に痛いもの”です。
分からないことがあったら、教えてもらえばいいのに、人に聞こうとしない。で、自分一人でもんもんと考え、堂々巡りをしてしまいます。ちょっと聞けばいいだけのことです。こちらから、「どうしたの?」と聞くまで、一人で解決しようとしているのです。それって、根本的に考え方が間違っているよね、と思うのですが、当の本人はそうは思っていないのです。まじめに悩んでいるのです。そう、まじめにやっているから始末が悪いんです。
コミュニケーションが不足しているから、周囲から見て“仕事が遅い人”の状況というのが理解できません。「なんだかよく分からんけど、一生懸命やっている」としか見えません。そんな人の上司が、楽天的バカだと最悪です。
「そんなに頑張っているんだから、任せている仕事をよくこなしているだろう」と思い込んで、仕事の成果のチェックを怠ってしまうのです。そうすると、火事どころの騒ぎではなく、のっぴきならない事態にまで追い込まれてしまうのです。本人とその上司のコミュニケーションとCheck&Controlの問題ですが、深刻な問題といえます。
Masamori Onoさんのブログから学んでいます。
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