PTA会長研修会

昨日、CICにて富山市PTA連絡協議会のPTA研修会に参加してきました。 CIC http://www.cicnavi.com/floor_guide/shiminkouryuukan/index.html 講演会では「PTA会長はどうあるべきか。今一度考えてみよう。」と題して、富山市PTA連絡協議会・顧問の藤井裕久氏のお話しを聞きました。 ●PTAの目的と役割は・・・ ・子どもの健全な成長を図るため、家庭教育の責任者である親と学校教育の専門家である教師が協力し、PTA活動を通してよりよい教育環境をつくる。  親だけでなく先生も参加し活動をしていく事が大切ですね。 ●「家庭」「学校」「地域」を繋ぐPTA。キーワードは「際」 ・「家庭」は、人間形成や全ての教育の原点。親(父・母)としての子供への関わり。 ・「学校」の教育問題や学校経営に対する理解。教師と保護者、学校スタッフが協力し学校行事やPTA行事への積極的な参加やより良い教育環境の整備を促進する。 ・「地域社会」での人間関係(人の繋がり)を豊かにし、地域ぐるみで子どもを育てる。住民運動会や長寿会、公民館活動など各種団体の行動への参加や、交通指導・見守り活動など地域安全活動への協力など。 富山では「校下」と地域の事を呼びますが、全国的には「校区」と呼ぶそうです。富山だけの「校下」の名称は「城下」からきているそうで、昔から結束が高いあらわれだそうです。 ●PTA活動を通して自らが成長する。豊かな人間関係をつくる。 ・親(保護者)として、教師として、地域社会の大人として、PTA活動を通して共に学び活動する中で自らが人間として成長する。また、そこで出会った多くの方々と信頼関係や豊かな人間関係ができる。 不易流行 松尾芭蕉が提唱した俳諧理念・哲学の一つ。「不易」は永遠に変わらない、伝統や芸術の精神。「流行」は新しみを求めて時代とともに変化するもの。相反するようにみえる流行と不易も、ともに風雅に根ざす根源は実は同じであるとする考え。PTA活動に於いても、継続しながら進化する必要があります。 この後、各分科会に分かれて更なる研修を受けてきました。 今回のPTA会長研修会を通して、これはとても大切である事を学びました。それは会員相互の親睦を深め明るく楽しくPTA活動に取り組むこと。そして自らが楽しみたいと思います。子供は親の言うことを聞きませんが、親の背中、行動を真似します。お手本までにはいかないが、楽しんでる姿を見せたいと思います。

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