儲かるキーワードを洗い出す
儲かるキーワードになるために必要な2つの条件は、
- 1.検索回数が十分あること
- 2.キーワードにユーザーのニーズが込められていること
儲かるキーワードを選ぶために、まずは「量は質を凌駕する」という点を念頭に置いておいて下さい。
キーワードを選ぶときには、3つの視点から分析します。
- 1.自社(Company)
- 2.他社(Competitor)
- 3.顧客(Customer)
これをキーワード3C分析法と呼んでいます。自分(自社)を知り、敵(競合相手)を知り、味方にしたい人(顧客)のことを知る。その
3者が「いいな」と思っているキーワードこそ、
最強のキーワードです。
1.自社を分析する
自社分析とは、現状を把握することです。自分達は「カッコいいホームページだ」と思っていても、コンバージョンにつながっていないのなら何か問題点があるはずです。それを分析しなければ、ホームページを改善できません。
自社の分析をするのに有効なのは、
「Google Analytics」などの解析シールです。直帰率、滞在時間、閲覧ページビュー、そしてコンバージョン率の4つのポイントを中心に調べますが、なかでも最も重要なのが”コンバージョン率”です。
ほかのポイントの100倍ぐらい重要なチェックポイントですので、徹底的に調べて下さい。
同時に、自社のパンフレットや提案資料の中に記載されているキーワードをあらためて見直してみます。自社が強調したいキーワードで構いませんので一度洗い出してみましょう。
2.競合を分析する
競合とは、同業他社だけではなく、
キーワード広告などで自社が1位を狙っているキーワードを使っている企業、検索エンジンで同じキーワードで上位にランクしている企業などです。これらが力を入れて対策しているキーワードを洗い出していきます。
そのキーワードが「儲かるキーワード」である可能性が高いのです。
洗い出し方としては、競合する会社または商品のホームページで使われている以下の項目について調べます。
- 1.titleタグ
- 2.metaタグ
- 3.h1タグ
競合が力を入れて対策しているキーワードは、儲かるキーワードである可能性が高いと判断できます。この方法は少ないコストで大きな成果が期待できるでしょう。
3.顧客を分析する
キーワードには顧客のニーズが隠されています。顧客のニーズを知るためには次のような方法があります。
1.キーワードツールを使う
キーワードを洗い出すために「Google AdWordsキーワードツール」などのツールがあります。Googleが提供するキーワードツールを使うと、関連語の候補を調べられ、お客様の関心度が高いキーワードが分かります。
2.顧客の生の声
顧客のニーズを知るには、やはり直接聞いてみるのが一番です。商談の際に顧客にアンケートを実施してみて下さい。また、問い合わせ電話やメール、商談開始のときに、「○○が欲しいんですけど」「○○について知りたいんですけど」と顧客が発する第一声こそニーズが最も高いキーワードです。
なかでも、問い合わせのメールの文章には注目すべきです。メールを打つときは、ネットで検索しているのと同じような心理状況なので顧客のニーズが凝縮されています。
ネットの中には無数のお客様のニーズが転がっています。それを見つけだして、どう生かすかかが醍醐味なのです。
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