第12回:ステップ4 キーワード広告を始める vol.3

広告文に入れてはいけないこと

広告文に広告臭があるとお客様はクリックしないと第11回講座でお話ししましたが、そのほかにも注意事項はあります。 1.会社名や商品名は出さない お客様は、知らない名前はクリックしません。そのため全国でテレビCMを流しているような会社でなければ会社名や商品名は出しても効果はありません。それよりもメリットや実績などを説明した方がクリック率は上がります。 2.顧客が直感的に理解できない言葉は入れない 例えば「超低分子モズクエキス」「医師が認めるナノ技術」などは、パッと読んで理解できるキーワードではありません。 例えそれがアピールしたいポイントであっても、お客様に理解してもらえなければ自己満足になります。素通りされてどんどん表示順位が下がるでしょう。 3.顧客の心理状態とずれた広告文にしない 例えば「浮気調査」という検索キーワードで「アナタのパートナーの不審な行動」という広告文が入っているとユーザーはどう思うでしょうか。 パートナーに不信感があってこのキーワードで検索している人がそんな分かりきった文章を読んだところでクリックしてくれるはずありません。 お客様の心理を考え、顧客の心理とずれないことが大切です。 では「浮気調査を早期解決」という広告文はどうでしょうか。これならクリックする人が多いと思うかもしれませんが、これも順位を下げるキーワードです。 顧客にしてみたら、浮気を早期解決してほしいわけではなく、きっちり間違いなく調べてほしいのです。 「浮気されたあなたのために」という広告文を使っている浮気調査会社の表示順位は確実に上がっています。まさに顧客のニーズにマッチしたキーワード広告文なのです。

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