呉羽梨 はやしさん

会社概要

「呉羽梨はやしさん」さんは、呉羽地区の梨産地創成の頃から栽培に取り組んできた梨農家さんです。呉羽丘陵のなだらかな斜面で水はけが良い呉羽地区は果樹栽培に適しており、みずみずしく美味しい「幸水」が作られています。現在は林伊希子さんを後継者として、梨やブドウを栽培、販売していらっしゃいます。無袋栽培に取り組まれており、一般的に無袋栽培では、農薬を多く使用しなければなりませんが、はやしさんを含む呉羽一体の梨農家は減農薬栽培に取り組み、エコファーマー認定を受けておられます。
林伊希子さんは呉羽梨への愛が強く、「いいものを作りたい」、「美味しい旬の味を届けたい」、「呉羽梨を皆に知ってもらいたい」と日々努力しておられます。高齢化と後継者不足で梨栽培をやめて廃業する農家も増えていることが問題となっていますが、林さんは呉羽梨を守り、未来へ受け継いでいくためのチャレンジを続けていくと語っておられます。

障害者支援

「呉羽梨はやしさん」さんからは、梨の受粉作業とぶどうの摘果作業の支援をいただきました。受粉作業は果実をつけさせるためにめしべに花粉をつけて人工的に受粉させる作業です。花粉の入った瓶と梵天を持って、指導を受けながら作業しました。
 

 

摘果作業は一つの果実に栄養を集めて大きくするために他の果実を切って取り除く作業です。こちらもきちんと指導を受けながら間違いが無いよう作業しました。
 

上を向いて作業しなければならないことや足元に苦戦しながらやりとげました。全員が初めての、とても貴重な体験になりました。