保健室の先生に聞く「悩みを聞いてあげるときに気をつけるべきこと

友達が浮かない顔をしていて、何か悩んでいる様子。力になってあげたいけれど、自分から打ち明けてくれるまで待つべきでしょうか? 悩みを抱えている人の緊張を和らげて、相談しやすくさせてあげるにはどうすればいいの? 誰か教えて!
今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、小学校で養護教諭をしている鈴木さん(25歳・仮名)。保健室の先生歴5年目の彼女に、悩みを聞く際に気をつけるべきことを聞きました。
※(栗本千尋+プレスラボ)さんより
■ウォーミングアップの会話がカギ
保健室に来た悩める生徒に、どのような態度や姿勢で接してあげていますか?
「まずはまったく関係ないことから質問します。例えば、『好きなテレビは?』とか、『お休みの日は何をしてた?』など。それで、もしかして友達のことで悩んでいるのかなと感じたときは、さりげなく質問の間に『クラスどう? 楽しい?』というような、軽い質問を投げかけていって話してもらうようにしています。とはいえ、はじめから悩み相談が目的で来る生徒は少ないですよ」
悩みを打ち明けてもらう鍵は、ささいな会話で相手の気持ちをほぐすことなんですね! 話を聞いていくうえで、相槌や受け答えの注意点はありますか?
■悪口は同意せず、事実だけをオウム返しする
「話を聞くときのコツは、例えば『○○さんに意地悪されて』とか『ムカつくんですー』などと言われても、絶対同意しないこと。『あぁ、あなたは意地悪されたんだね』とか『ムカついているんだね』といった具合で、事実だけを認めていきます。また決して、相手の話を否定するようなこともしてはいけません」
「ムカつくね」と同意するのではなく、「ムカついているんだね」と客観的に語りかけることで、相手も冷静になれそうですね。
■別の視点を提案してみる
「一通り話を聞いて、『ちょっと考え方の視野が狭くなっているのかな』と感じたら、今度は別の視点を提案します。『もしかしたら、○○さんはこういうつもりだったのかもしれないよー』とか、『お母さんはあなたが大好きだからそういうこと言ったんじゃないのかな』といった具合です」
具体的に悩んでいることがわかればいいのですが、もし悩みのタネがいまいちつかめないようなときはどうすればいいのでしょう?
■「自分を見てほしい」人のことは、うんと褒める
「悩みを相談する生徒は、自分を見てほしかったり、心配してほしかったりするときもあるから、どんなささいなことでもうんと褒めるようにしています
『あなたみたいな優しい人は大好きだなー』とか、『みんな、あなたが大好きだから心配しているんだよー』とか。あとはさりげないタイミングで手に触れてみたり、頭をなでたりもしますね」
子どもだけでなく、私たち大人もたまには褒めてもらったり、頭をなでてほしかったりするときはありますよね。
■ひとことアドバイス
「相手が話してくれたことは、たとえそれが家庭の深刻な話などショックを受けるような内容であっても、どんな話でも冷静に受け止めるようにしています。こちらが動じないことで相手に安心感を与え、『この人になら何を話しても大丈夫だ』と思ってもらうことが大事。悩んで傷ついた気持ちを、大きな心で受け止めてあげましょう」
人の悩みは十人十色。たとえ人の悩みを聞いて、自分にとってはなんでもないことだったとしても、人の痛みはその人にしかわからないのだから、理解しようとする姿勢を持つことが大事ですね。
(栗本千尋+プレスラボ)
マスターコメント:
営業に置き換えると、「ウォーミングUP」は初対面の面談時にとても有効ですね。会社の近くに食堂やお店の話や、面談者の趣味や特技などを話すことにより、リラックスし信頼関係の構築につながります。「オウム返し」もとても効果があります。「視点の転換」は行き詰まりをかんじたら、気分転換や「間を」とりましょう・そして、「褒める」ことは「たてる」ことにつなぎ、「敬意」を表しましょう。相手の話をとにかく「聞き」、オウム返しや、質問にて、しゃべっていただきましょう。お客様は「本当に欲しいものを実は知りません」。会話の中から、ニーズを聞き出しましょう。

 

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